今度こそ大丈夫か?
前にも似たようなこと書いたとは思うのですが、やはり心配なのです。
SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.27 パンツァードラグーン
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2006/04/27
- メディア: Video Game
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SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.26 ダイナマイト刑事
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2006/04/27
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上から読んでもしたから読んでもSEGA AGES2500シリーズ。パンツァードラグーンとダイナマイト刑事です。ダイナマイト刑事はこの値段でお気軽に楽しむべき、伝統の奥行き付アクションを3Dで再現した、ハデでギャグで非常に楽しいゲームなので、たとえベタ移植であったとしても問題なし。無条件にオススメしておきましょう。
さて、問題はいろんなところで写真を見る限りは大丈夫そうではあるのですがパンドラです。SEGAAGES2500シリーズって初期の酷さもあって評価しにくいのですが、パンドラは5800円の価値を見出せるくらいのアレンジをするべきゲームではないでしょうか。ファンタシースター1、2を安くアレンジしてしまい、微妙なことこの上ない作品にしたててしまった当シリーズ。重要なゲームや今後のシリーズ展開を見込めそうなものは、気合を入れて5800円以上取れるアレンジをして欲しいものです。
過去の資産を生かすのではなくて殺すのはもうたくさん。ほんと、ハンター×ハンターじゃないけど「この程度のゲームいつでも作れるから」と過去のゲーム資産を大事にしてこなかったセガの体質が伺えます。ファンタシースターもソニックも、セガサターン立ち上げ時に実は一度切り捨てられています(ソニックの後釜がペパルーチョだったのですが)。
外注に出すのはゲーム業界の常識ですが、それを管理するのも大手の力量。SEGAAGES2500シリーズは少なくとも当初品質管理を怠っていたと思われます。そうでなければスペハリやゴールデンアックスがあんなことになったりは…。
例えばコナミ販売のPS2魔法先生ネギま!1と2はプロデューサーがコナミ岡村さんで実際の製作は外注。また、旧エニックスは自社の開発チームは無かったはず。その他多くの名作や各社看板ゲームが外注であったりすることはすご〜く多いです。外注の選択とプロデューサーの力量+品質管理能力が有れば、外注でもアレンジでも、名作ゲームは生まれるのです。
SEGAAGES2500シリーズ、最近は(少なくともベタ移植のトレジャーボックスは)大丈夫なようなのですが、初期のマイナスイメージ引っ張る位ならもうやめて新シリーズにしたほうがよいと思うんだけどなあ。