米誌の推奨自動車ランキング、日本車が初めて全部門で首位

少し前のニュースです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060302-00000037-reu-bus_all


実際に日本車はかなり売れているようです。アメリカといえば、地球環境よりも自国経済を優先し、温室効果ガス排出量抑制を定めた京都議定書から離脱している国です。

アメ車が省エネを怠ってきたのには、自国も原油生産国であることによるガソリン価格の安さなどがありました。が、ここに来て輸入分の値上がりで消費者側に省エネの考え方が広がってきたようです。しかし多分それだけではなく、大型ハリケーンの相次ぐ襲来や世界各国の異常気象を受け、少なくともアメリカ一般国民レベルでは地球環境への負担に関する関心が大きくなってきたのではないでしょうか。


デイ・アフター・トゥモロー [DVD]

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映画デイ・アフター・トゥモローは、地球環境の変化により突如氷河期が訪れると言う映画でした。以前感想にも書きましたが、この映画に出てくる「温暖化によって極地の氷が溶けることにより海水の塩分濃度が変り、海流の変化が生じて気候変動をもたらす」と言うのは、氷河期到来の学説の一つです。そして胃の内容物が消化されていない冷凍マンモスも実際に発掘されており、それは食べ物が消化されないうちに急速冷凍された可能性を示しています。ついでに冒頭でさらりと大型ハリケーンのニュースが流れていたり。

この映画のような急速な気候変動が有るかどうかは別として、氷河期に入るプロセスとしてありえない話ではないのと、今の地球が同じような方向に向かっているのが恐ろしい。



中国インドのことを考えれば温室効果ガス排出量は減るはずはなく、先進国もこういう可能性を知って尚、エアコンや車、コンビニ等のない生活に戻れない。今出来るのは温室効果ガス排出量増加を如何に緩やかに出来るかということぐらいでしょうか。



そういいつつ近所の買い物に車を使ってしまう自分がいるわけで…。