魔法先生ネギま! 最終ヴァージョン ハッピー☆マテリアル


ハッピー☆マテリアルはアニメ版ネギま!OPテーマであり、同じ曲を歌う生徒が違う6バージョンで6ヶ月連続発売するという企画、オリコンチャートで最高3位に食い込むと言う快挙で、大きな話題となりました。曲の出来もなかなか良好で、話題度、露出度も高く、はっきり言ってアニメそのものよりもネギま!普及に貢献したといえるでしょう。


さて、そんなハッピー☆マテリアルに最後のおまけというか、ご褒美バージョンとでも言うか、7枚目が追加されました。それがクラス31人の合唱である最終ヴァージョン ハッピー☆マテリアルです。個人的には、原作で龍宮真名契約カード(仮契約ではないですが相手不明。ガトーとかナギ一行メンバーだったら面白げだがそれは無いか。)が追加されたことが大きいといううがった見方をしています。


ハピマテの感想としては、イマイチ。アレンジ自体は1月のものなのですが、い月は6人と多いこともあってか一番合唱部分が良く出来ていると感じます。その合唱部分と31人合唱部分に大差ないのがなんとも。数人ずつで分けているのでしょうか。まあこれは、元の曲が5〜6人程度で合唱とパートごとに歌うと映えるように作られているのでしょうがないか。


このCDの目玉は輝く君へ〜Peaceの方だと思います。なんか、体育館かなんかで皆で歌っている姿が目に浮かぶような。歌唱力が決して高くない辺りがまた、中学生らしくていいと思います。そしてアレンジがすばらしい。出だしが良いですし、曲の後に続くピアノ部分(Peace?)も良いです。


しかし、というのはどうしてこうも人の心を揺り動かすのでしょうか。リトルウィッチのゲーム、白詰草話のタイトル(曲名:透明な感覚)とかも、聞いているだけでせつなくなっていくというかなんというか。かと思えば勇ましく弾くことも出来るし。


あるレコーディングスタジオの方によるとかなり下手な歌手でも、レコーディング後の調整で普通どころかかなり上手い歌に出来るそうです。声優とかアイドルの場合、わざとその調整を低めにして親しみやすさを出す場合もあるとか。これを聞いたときに、コンサートに行ってがっかりする理由がわかったのですが。
今回、さすがに31人いるからかそういう調整をかけていないのでしょう。合唱とはいえかなりばらつきがわかります。それが誰かとかさっぱりわかりませんが。


過去記事:ハッピー☆マテリアル感想前編・後編
http://d.hatena.ne.jp/nyappe/20050711
http://d.hatena.ne.jp/nyappe/20050712

魔法先生ネギま! 最終ヴァージョン ハッピー☆マテリアル/輝く君へ〜Peace

魔法先生ネギま! 最終ヴァージョン ハッピー☆マテリアル/輝く君へ〜Peace